木の年輪のお菓子

こんにちは本部のまっさんです。

今日はバームクーヘンの日ぽいです。

 

ユーハイムを創業者とする神戸市に本社を置く株式会社ユーハイムが制定しました。

 

ドイツ人のカール・ユーハイム(Karl Joseph Wilhelm Juchheim)がドイツの伝統菓子のバウムクーヘンを日本人向けにアレンジして、大正8年3月4日に広島県物産陳列館(今のの原爆ドーム)で行なわれたドイツ俘虜展示即売会(似島検疫所のドイツ人捕虜が作った作品の展示即売会)で出品し、これが日本におけるバウムクーヘンの始まりとなったとの事です

カール・ユーハイムは、第一次世界大戦下の中国・青島で、非戦闘員であったのにもかかわらず日本軍の捕虜となり、日本に連行されてきました。終戦後、捕虜から解放されたユーハイムは、明治屋の社長・磯野長蔵が銀座に開店した喫茶店「カフェー・ユーロップ」で働き、エリーゼ夫人と息子を中国から日本に呼び寄せ、横浜の居留地60番地に、自らの店「E・ユーハイム」を出店しますが、第2次世界大戦により職人は出征し、また戦況悪化による原材料の不足等で営業困難となって、終戦直前に病に倒れ他界したそうです。
また、妻もGHQによって、ドイツに強制送還されてしまいました。
そんな中、戦争から帰還したユーハイムの従業員が「株式会社ユーハイム商店」としてお店を再開したそうです。
しばらくして、ユーハイムの妻をドイツから社長として迎え、現在の「株式会社ユーハイム」となりました。

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