温泉と伊達巻

こんにちは本部のまっさんです。

今日は長湯温泉「源泉のかけ流し」記念の日だそうです。

大分県竹田市直入町長湯の長湯温泉旅館組合が、2006年(平成18年)のこの日、「源泉のかけ流し」を宣言したことから記念日に制定されたそうです。
長湯温泉は古くから名湯として知られ、その「日本一の炭酸泉」ともいわれる泉質の良さと、源泉かけ流しの魅力を多くの人に知ってもらうことが目的です。

古くは江戸時代、豊後国岡藩(現:大分県竹田市)の藩主・中川久清(1615~1681年)などに愛され、藩主・藩士の湯治に認めれていた温泉地で、与謝野晶子や川端康成などの文人墨客に好まれ、ゆかりの歌碑も多く点在してます。

世界屈指の炭酸泉であり、その泉質は「飲んで効き 長湯して利く 長湯のお湯は 心臓胃腸に血の薬」と称えられていて、炭酸泉の効能としては、血管の拡張による血行促進、血圧を下げる、飲用することで胃腸を整え便秘を緩和するなどの効果が挙げられています。また、温泉施設だけでなく、温泉を飲むことができる「飲泉所」もあるそうです。

今日は伊達巻の日でもあります。

元々、「伊達」とは、豪華、洒落ている、華やかさ、魅力などの意味がある用語だとされています。その為、伊達巻の名前の語源となったのは、普通の玉子焼きよりも見栄えが良い、華やかな卵料理という意味があります。

伊達巻には、下記の4つの意味が込められています。

「知識」伊達巻は巻いている形状なので、昔の書物である巻物に似ていることから「知性」を表す象徴となっています。その為、伊達巻は、勤勉になり、勉強や習い事が成熟する縁起物と考えられています。

「華やかさ」伊達巻は、「伊達」という名前が、派手好きであった伊達政宗が由来していつとも言われています。また、伊達という意味には、お洒落な着こなしをして、外見を着飾ったという意味もあります。この為、色や形が、派手で豪華な玉子焼きを「伊達巻」と名づけたと言われています。

「子孫繁栄」卵を使った料理は、子孫繁栄のシンボルといった願いが込められています。また、色が黄色いことで、土の色をイメージし、豊穣という意味を持っています。このことからも「子宝」が連想されています。

「形」伊達巻きの「丸い形」は、家族円満の意味があります。ぐるぐると巻きこんでいる形が、力を合わせて生産する、仲良く噛みあうといった意味もあります。